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1 まず、平らな場所を選びましょう。
次に大きさ。 270cm×480cmバッチリ入りますか?
もしも地面が砂利やアスファルトだと、掘る時間がすごーくかかるので注意!
・・・今回は土の上でやることにしました。
では、箱を開けてみましょう。全部で3つの箱に分かれてきますよ。
2 横通し用パイプを3本つなげて、480cmの長い棒を作ります。
つなぎあわせた棒に、マジック等で96cm間隔に印をつけます。
5等分になりました。これを5本作ります。
※パッケージの上ぶたにメジャーが印刷してあるので、簡単に印がつけられます。
3 脚用パイプも同じように、30cmと50cmのところに印をつけます。
※こちらもパッケージの上ぶたにメジャーが印刷してあるので、簡単です。
これを12本作ります。
4 バールやドリルを使って四隅を30cmほど掘り、パイプを埋め込みます。
上手に四角形をつくるために、それぞれの隅で、パイプとパイプの交点を直角にすることに気をつけます。
曲尺があると便利です!
5 四隅のパイプの50cmのところにつけた印の部分に、水糸をくくりつけて囲います。
この水糸の高さにマジックの印が来るように、残りの脚パイプを埋め込みます。
もしパイプの頭が水平にそろってないところがあれば、「出るクイを打つ」ようにパイプの頭を叩いて調整しましょう。
6 それでは、アーチをかけましょう。
アーチ用パイプを組み、まず片側の脚パイプに差し込みます。
7 反対側の脚パイプを内側からつかんで、「せーのっ!!」で内側に傾けながら、アーチ用パイプを差し込んでいきます。
実はこのアーチ用パイプ、すんなり脚パイプにはまってくれません。「アーチ用パイプが短すぎるよ~」と思っても、実はそれぐらいがちょうどいいんです。
そしてそれにはちゃんとワケがあります!
脚パイプを内側に引き付けてからアーチ用パイプを入れることで、脚パイプの中でアーチがひっかかるので、抜けにくくなるんですね。
8 はじめに準備した、5本の横通しパイプを取り付けます。
2本… |
地面から5cmのところ <両サイド> |
2本… |
アーチ用パイプ・脚パイプの継ぎ目(胸の高さ) <両サイド> |
1本… | 天井の真ん中 |
9 最後に、幕を張っていきましょう。
まずは後幕から。
写真のようにバンドをまず5ヶ所にとめて、それから他のハトメ部分もとめるようにします。
つづいて、前幕も同じように取り付けます。
10 ついに天幕の登場です。
完全にかぶせてから、天幕の両端に合わせて杭を斜めに打ち込み、天幕の絞りロープを仮止めします。
11 前側にはみ出る天幕は、この位(約10cm)にしましょう。
そうすると、後側は少し長く(約25cm)余ります。
うまく調整できたら、ハトメ部分を止めます。
ここでは、思い切って足を使って、
ピーンッと天幕を伸ばそう!
かぶっている天幕の妻面にシワが多ければ多いほど、ピーンッと張られている状態。
横からみて、骨組みが天幕に浮かび上がって見えれば上出来、上出来…。
12 最後の仕上げとして、最も下側の横通しパイプを、トンカチ等で上から叩けば、さらに天幕がピ――ンッッとなります。
幕がしっかり張られていれば、風によるバタツキがなくなるので、そのぶん長持ち。
ただし、天幕が地面についてしまうと空気の逃げ場がなくなってしまい、風が舞い込むと車庫が飛んでいってしまうかもしれないので、あまり強く叩かないでね。
今回は、さらに簡単にできる【B778M型-MG】も紹介します。
値段はちょっと高くなりますが、組立が圧倒的にラクで、しかも移動がすぐにできるという代物!こちらの方が、お買い得感があるかもしれませんね。
南榮工業のパイプ車庫【B778M型-MG】
普通小型車用 アングルベース式
外寸(cm) | 幅 | 270 |
---|---|---|
奥行 | 480 | |
高さ | 200 | |
重量(kg) | 80 | |
アーチ数 | 7 |
【678M型】でちょっと面倒だった [ 3 ]~[ 5 ] の部分が、大幅にラクになりました。
では、どのようにラクになったかをご紹介しましょう。
1 ベース用アングルを並べていきます。
2 ボルトナットでしっかりとめます。
3 40cmの鉄筋クイをクイ穴(16ヵ所)に打ち込みます。
4 横通し用パイプを3本つなげて、480cmの長い棒を作ります。つなぎあわせた棒に、マジック等で80cm間隔に印をつけます。これを3本作ります。
5 脚パイプをベースに差し込みます。これはラク~!
【678M型】が板なしカマボコ なのに対し、
こちらの【B778M型】は板つきカマボコ と言えるでしょう!
鉄筋クイをはずすだけで、移動ができるというのがいいですね!
つまり、長さを調整する作業と、いちばん大変なパイプの埋め込み作業、これらをしなくてもよいのです!
あとの作業は、【678M型】とほぼ同じですので、【678M型】の[ 6 ]以降をご覧ください。
南榮工業株式会社